もっと進んだ電気理論の話まとめ
こんにちは.
これまでに2回ほど電気理論の話をしてきました(1,2).今後少しだけ回路の話が増えてくるので,解説していく必要があるのですが,1項目ずつ記事にしていくと大変時間がかかるため,外部の優良なWEBサイトを利用することにしました.以下のサイトです.
このサイトは私が電気理論について復習(一応工学系の大学院卒なので昔学んだのです)したときにとても役立ったサイトで,必要な項目を適度な分量で解説してくれています.
中でも役立つ項目を抜き出しましたので,今後回路を作っていく上で必要な知識としてざっと目を通してみてください.
GPIOを使用する際によくプルアップという方法を使うのですが,それについて説明しています.ここの説明だけで完全に理解するのは難しいかもしれませんが,使っているうちになんとなくわかってくるので,こんなのがあるということくらいは知っておくと良いです.
半導体について説明してくれています.半導体も非常に奥が深いので,今後何度も触れて,何度も素子を壊して理解を深めていけば良いと思います.回路は素子を壊すだけ理解が深まるとか...
これは直接的に回路設計に役立つというよりは,読み物として楽しいです.階段の明かりのスイッチは上でも下でも制御できますが,こういう工夫で実現していたのだなと感心します.
交流も理解がなかなか難しいですが,重要な項目です.これも触れていくうちに徐々に理解していけばOKですが,こういうものがあるということは知っておきましょう.
これもなかなか理解が難しいです.直流の時にこの素子がどのような動きをするかは比較的理解しやすい(電荷を溜めて,容量いっぱいになると電流を流さなくなる)のですが,交流の時に難しくなります.でもコンデンサは使用頻度が高いのでなんとなく用途ごとに使い方を覚えて行けると思います.
コンデンサの用途の1つ,パスコンの説明です.これはよく出てきますので覚えておきましょう.
決して必須の知識ではないのですが,これがわかると電圧と電流の関係がよりイメージしやすくなるので,一度目を通しておくことをお勧めします.
電源周りの回路でよくコイルが出てきます.コイルってどういうもの?というのは一応知っておいた方が良いと思うので目を通しておきましょう.
回路に流れる電流は微弱なので,これで直接何かを動かすことは無理があります.そこで使うのがリレーです.ここではどういう原理でリレーが動くのかなどが書かれています.
リレーと同じく微弱な電気信号を大きな電流に変換する仕組みの素子です.半導体の代表格です.必ず押さえておきましょう.
以上を押さえておけばとりあえずは色々と作れると思います.もう少し進むとオペアンプなどについての知識も必要になってきますが,そうなってきたらまた別途ご紹介します.
参考文献
[1]始める電子回路(http://startelc.com/Link_nElc.html)