ものづくりブログ

ゼロからスタートして何かを作って世に出すまでのことを書くブログです.

Raspberry Piを買いました

こんにちは。

ちょっと作りたいものがありまして、そのために何を使ってプロトタイプを作るか考えたのですが、ある方からRaspberry Pi(以下ラズパイ)が良いだろうというアドバイスを頂いたので早速購入してみました。



ちょっと調べてみてわかったのですが、ラズパイって安いのに高性能ですごいんですね!どのあたりがすごいかは以降の記事に譲るとして、今回は最低限ラズパイを動かすために何が必要かについて書いていきたいと思います。



安くて高性能なラズパイですが、それ単体では使えないというデメリットもあったりします。そこで、これからラズパイを使い始めようという方の助けになればと思い、私が揃えたもの一覧をここに挙げようと思います。



買いそろえるうえで気を付けたこと


基本的になるべくお金をかけ無いことと、手軽にいじれることを主眼に置いて必要なものを揃えました。
ラズパイは小さなパソコンなので、本来はキーボード、マウス、およびディスプレイを直接接続して操作するのですが、毎回それを接続するのは面倒なので、別のパソコン(私の場合MAC)からLAN経由で接続して操作することを前提としています。
また、なるべく配線を減らしたかったので、有線LANではなく無線LANで操作用MACと接続することにしました。



購入したもの


ラズパイ本体(B+)
これが無くては始まりません。色々とタイプがありますが、いわば全部載せのB+がオススメです。これでも4,000円程度で買えますし(2015年1月現在)。
偽物が出回っているという話を耳にしたので[1]、念のため私は公式のRSコンポーネンツで購入しましたが、おそらくAmazonでも問題ないと思います。


無線LANドングル
今回は無線LANMACと接続するため必要です。有線LANでも良い方はB+なら有線LANが接続できるのでそれでも可能です。


Micro SDカード
ラズパイはそれ自体にHDDなどの記憶媒体が積まれていないため必要です。ここにOSやアプリやファイルを保存して動作させます。
私は間違えてSDカードを買ってしまいましたが、B+はMicro SDカードなので要注意!


家にあったもの


HDMIケーブル
最初の設定時だけ画面に接続する必要があったため、HDMIケーブルで自宅のテレビに繋ぎました。
普段はApple TVに使っていたものです。PS3とかでも使ってます。無ければ購入するか、職場などで借りてくる必要がありますね。


USBケーブル(Micro Type B)
電源供給用に必要です。多くのAndroid携帯の充電ケーブルがこれなので、家にある方も多いかもしれません。
無ければMicro Type Bという形のケーブルを購入する必要がありますが、私が動作確認したもののリンク先がわからないのでここには載せません。
ただおそらくほとんどのケーブルが使用可能だと思うので、Micro Type BでAmazonなどで検索すれば問題ないと思います。
ちなみにラズパイはそこそこ電力を食うのでコンセントから直接電源を取った方が良いかなとも思いましたが、私のMac Book AirのUSBコネクタからも十分給電出来ました。


無線LANルータ(Micro Type B)
LAN経由でパソコン(MAC)とラズパイを直接つなぐことはできないため、無線LANのルータが必要です。
私が使用しているのは5年くらい前に購入したものなのでもう売られていないと思いますが、通常の無線LANルータで問題ないと思います。


PC(Mac)
私の場合ラズパイをMacから操作するため必要です。接続の方法は非常に原始的な方法を使用するので最新モデルとかでなくて大丈夫です。



借りてきたもの


USBキーボード
最初の設定だけキーボードをつないで行ったため、職場から借りてきました。
大体家に1個は転がっていそうなものですが、うちはiMacBluetoothですし、他はノート型ばかりだったためありませんでした。
無ければAmazonなどでもかなり安価に手に入るので、それを1個購入されても良いかもしれません。




以上がラズパイを使用するにあたって私が揃えたものです。この後GPIO(General Purpose Input/Output)*1を使用するのでその周りの物も必要になってくるのですが、それはまた別でまとめることにします。

(*1) 多目的input/outputの意で、例えばセンサを接続してその信号inputとして使用したり、モータやLEDなどを接続してそれらにoutputしたりする機能



次回は初期設定の方法について書こうと思います。


参考文献
[1]スイッチサイエンスMagazine(http://mag.switch-science.com/2014/12/26/arduinostarterkit_amazon_issue/)